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化粧品を買う前に!医薬部外品との薬事法分類の違い

      2015/08/29

化粧品を買う前に!医薬部外品との薬事法分類の違い

薬事法の分類

今回は化粧品や医薬部外品、そして医薬品の分類を説明したいと思います。

市販されているシャンプーや白髪染めなどは全て薬事法で分類され、それぞれに規則が定められています。

美容師などの美容関係者はもちろんですが、一般の方も知っておくと購入する際に非常に役に立つと思いますので参考にしてみて下さい。

薬事法は、薬剤師や製薬会社の研究開発職、そしてお医者様などの薬事関係者は当然知っている内容なのですが、そうでない場合普通に生活しているとなかなか知る機会が少ないことでもありますので、一度ここで整理してみます。

まず、薬事法は基本的に人体への影響の大きさから分類されます。

医薬品 > 医薬部外品 > 化粧品

一番影響の大きいものが薬などの医薬品、そして影響が少ないものが市販されている化粧品です。

そしてスキンケアの中にはその中間である医薬部外品という分類の商品もあります。

それぞれどんな分類がされているのかを把握しておきましょう。


医薬品

病気の診断、治療または予防を目的としており、風邪薬や胃腸薬などいわゆる「薬」と呼ばれるもの。

身体の構造や機能に影響を及ぼし、効能・効果が期待出来る「有効成分」が配合される。基本的に美容室で医薬品は用いない。

医薬品の中でもさらに、影響が強いものから順に第1類、第2類、第3類・・・と分類される。

医薬部外品

医薬部外品の分類は欧米にはない日本独自の分類で、医薬品と化粧品の中間に位置する。

積極的に治療に用いられるものではなく、医薬品に準じ、効能・効果が期待出来る「有効成分」が配合されているが、人体に対する作用が緩和なもの。

酸化染毛剤(ヘアカラー剤)、パーマ剤、縮毛矯正剤、育毛剤、目薬、栄養ドリンク、歯磨き粉など

化粧品

人体を清潔にし、美化し、容貌を変え、または皮膚や毛髪を健やかに保つために身体に塗擦、散布、その他これらに類似する方法で使用するもの。

医薬部外品よりも人体に対する作用がさらに緩和なもの。

「有効成分」や「効能・効果」は認められていない。

ヘアマニキュア、カーリング料、シャンプー、トリートメント、スタイリング剤など

気を付けなければならないのが、化粧品なのに「~効能があります」とか「~効果があります」という表現をされている商品は、薬事法違反のものとなります。

購入する際は注意したほうがいいです。要するに嘘をついていることになります。


それぞれの購入方法の違い

医療用医薬品

原則として医師・歯科医師の診断に基づく処方せんが必要で、薬局において薬剤師から購入可能。値段は国が定めた薬価があり、健康保険の給付対象となっています。

一般用医薬品(大衆薬)

原則として「薬局」や「薬店・ドラッグストア」において薬剤師の助言を得て自らの判断で購入可能。値段は全額自己負担

医薬品は1類、2類、3類と分かれますが、2類と3類に関しては薬剤師がいないドラッグストアでも登録販売者がいれば購入出来ます。

登録販売者というのは薬剤師ではないですが医薬品の専門家という位置付けで、一般用医薬品の90%が2類と3類であるために設けられた制度です。

つまり登録販売者という制度がなかったら全てのドラッグストアで薬剤師を置かなければならないということになってしまいます。

私たち消費者からしたら薬剤師さんはいてくれた方がいいわけですが、販売する側としてはそれはそれで大変なのでしょうね。

医薬部外品、化粧品

「薬局」や「薬店・ドラッグストア」以外でも購入可能。スーパーなどにおいてあるシャンプーや白髪染めなどの日用品のほとんどにあたりますね。

使用方法の違い

医薬品

使用方法(用法・用量)が決められており、医師や薬剤師等の指導や説明書(添付文書)にしたがって使用することが必要です。

医薬部外品、化粧品

明確な使用法を規定する義務がありません。

以上のように医薬品はもちろんですが、医薬部外品と化粧品でも大きな差がありますので注意しましょう。

業務用品の中でも医薬部外品と化粧品が入り乱れていますので、せめて医薬部外品なのか、化粧品なのかぐらいは把握しておくと良いと思います。






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