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かぶれとアレルギー。カラーしたら頭皮に炎症・かさぶたが?

      2017/01/15

かぶれとアレルギー。カラーしたら頭皮に炎症・かさぶたが?

最近は頭皮のトラブルを抱える人も増えてきているせいか、頭皮ケアに関心が高まっています。

特にシャンプーについては、いままでは髪に良いか悪いかを判断する傾向がありました。

傷んだ髪に良い成分が入っているシャンプーが流行りましたが、今では頭皮に低刺激だとか頭皮の健康に良い成分が配合されているシャンプーが人気のようです。

『ノンシリコンシャンプー』なんてまさにそれですね。


人によっては頭皮のトラブル対策に『ノンシリコンシャンプーが良いらしいよ!』なんて誤解してしまっている人まで出てしまっています。

最近は以前よりは少し落ち着いてきましたが、シャンプーはノンシリコンが良いという風潮はいまだ変わっていません。

そんな傾向からか、ヘアカラーで頭皮への刺激を気にしている人も増えています。

もちろん昔からそれはあるのですが、頭皮への関心が高まっているという時代の風潮もあってか、より敏感になっている傾向があります。

カラーリングで頭皮に刺激が?

頭皮は毛穴の皮脂腺でつくられる皮脂と、汗腺から出てくる汗とでできる皮脂膜で覆われています。

この皮脂膜は乾燥から肌を守るだけではなく、肌の上で微生物が増殖するのを抑えたり、刺激物質が肌に触れないようにバリアとして機能しています。

この皮脂膜をつくりにくくなってしまった肌を『敏感肌』と言います。

アトピーも敏感肌からくるものです。ヘアカラー剤はアルカリ濃度が高く、主成分であるジアミン系染料『フェニレンジアミン』などのアレルギーを誘導しやすい成分を含むため、頭皮の状態には最大の注意を払う必要があります。

敏感肌の人は皮脂膜が少ないだけではなく、かゆみのかき傷やそのかさぶたによりアレルギー症状が出やすくなるので注意しなければいけません。

カラーリングをした後日、フケがポロポロと落ちるなと思ってよく見たら、頭皮のかさぶただったという場合もあります。

対策としては、乾燥肌や敏感肌の人は事前のシャンプーなしでヘアカラーをするか、あらかじめシャンプーをして半日ほど時間をあけてからにした方が良いです。

どうしても直前にシャンプーをしてしまった場合は、頭皮を保護するためのオイルやクリームを使ってからカラーリングをしましょう。

他にも、ヘアカラー剤の塗布量を調整するだけでも刺激は大きく抑えられます。

塗布量が多ければ多いほど、刺激も強くなります。頭皮にかゆみがあったり炎症が起きている部分はできるだけ薬剤を塗らないように気をつけましょう。

他にも、花粉症や金属アレルギーなど他のアレルギー症状が出ている場合も肌は敏感な状態であることが多いため、カラーリングは控えたほうが無難です。

カラーリングのかぶれには二種類ある!

かぶれには、アレルギー性のかぶれと一次刺激性のかぶれ(接触皮膚炎)があります。

接触皮膚炎は軽度のかぶれであることが多く、薬剤がついたその部分が赤くなったり後日にかゆみや頭皮にかさぶたが出来ていたりします。

頭皮のかたぶたは他にも、シャンプーで強くこすりすぎることもあげられます。

さらにカラーリングの後に、頭皮にニキビが出来たという声もたまにありますが、ニキビは毛穴に脂が詰まることが原因であるため、カラーリングが直接関係しているとは限りません。


ヘアカラーのジアミン系染料によるアレルギー性のかぶれ

<症状>遅延反応型が主で、夜または翌日にひどくなるケースが多い。

症状は重く、かゆみ、はれ、むくみ、湿疹、熱が出る、気分が悪くなるなど。頭皮や目の周りから始まり、だんだん下の方に降りてきて1週間~10日ほどで治る。

これは非常に危険度が高く、1度かぶれてしまうとその後毎回ヘアカラーをする度にアレルギー反応を起こしてしまいます。

アレルギー性のかぶれは、例えるならばコップに水を注いで行き、溢れてしまった時がかぶれの発症であるように累積されていくものです。

小麦や卵、そばなどの食物アレルギーと同じで、普通なら問題のない成分に人体が異常な抗原抗体反応を起こします。

今までかぶれなかった人でも急にかぶれが発症してしまうケースもあります。

アルカリや過酸化水素などの刺激による一次刺激性のかぶれ(接触皮膚炎)

<症状>塗布した後、即座に反応が出ることが多く、早ければ数時間で治る。

  • 症状は軽く、頭皮やフェイスラインが少し赤くなる。
  • ピリピリとしみる。
  • ニキビのようなブツブツが出る。
  • 水泡ができる。
  • やけど状になる。
  • 後日になって頭皮にかさぶたが出来る。

などが挙げられます。

ハイブリーチ剤を地肌から思いっきり塗ってしまった場合におこりやすいので気をつけましょう。

かぶれないためにパッチテストをしよう!

ヘアカラーによるかぶれはパッチテストをすることで、その後にしても大丈夫かどうかを判断出来ます。

基本的に施術前に毎回パッチテストをすることになっています。

その理由は、一度パッチテストをしたから大丈夫だと思っていても、かぶれはその後いつ発症するかわからないからです。

<パッチテストの方法>

  1. 腕の内側に使用する予定のヘアカラー剤を10円玉サイズで塗る。
  2. 30分放置(汚れないようにバンドエイドやコットンを貼っても良い)その後拭き取る。

<パッチテストの経過チェック>

  1. 30分放置したあとに拭き取ってすぐ
  2. 24時間後。ここまででほぼ90%の反応が出る。
  3. 48時間後

この3つの時間経過を観察して、問題なければヘアカラーしてもかぶれが発症することはありません。

市販と美容院のヘアカラーは基本的に同じ成分でできている。

市販にしても美容院にしても、カラーリングで髪を染めるしくみや成分は変わりません。

市販のは危険度が高く、美容院のは安全だとかそういうことは一切ありません。どちらも同じ。

ただ、ヘアマニキュアやヘナなどは発色のしくみも成分も違うのでこの限りではありません。

なかには頭皮に安全だと思いヘナで染めている方が植物系のアレルギーでかぶれてしまったケースもあります。

このように、一概に何が安全とは言い切れませんので注意して下さい。

頭皮が敏感な人はケアが必要です。
頭皮のかゆみ用美容液シャンプー「すこやか地肌美容液シャンプー」





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